シンガポールのプロップファーム「PipFarm」(ピップファーム)のルールやFintokei(フィントケイ)との比較を簡単にまとめてみました。

PipFarmのプラン概要
PipFarmのチャレンジプランは3種類あります。
①2ステージプラン

利益目標(フェーズ1):9%
利益目標(フェーズ2):6%
1日の最大損失率 :-3%~最大-5%
全体の損失率 :-9%
取引日数条件 :最低3日間(各フェーズ)、最大365日
レバレッジ :30倍
合格後の分配率 :70%~最大95%
利益目標が合計15%と高め。
一方で1日の最大損失率が-3%と厳しいので要注意!
資金管理ができていれば合格しやすいのですが、合格後の分配率が70%~と渋いです。
昇格・出金の条件として
・0.5%以上の利益を3日以上
・一度に昇格・出金目標の40%以上利益を出さない(Consistency/一貫性)
の2つを選べますが、Consistencyモードなら2XP貰えるのでお得かも?
※後述の「XPプログラム」のポイントを貯めてランクを上げていけば、1日の最大損失率は最大-5%まで、分配率は最大95%まで優遇されます。
②1ステージプラン(スタティック)

利益目標 :12%
1日の最大損失率 :-3%~最大-5%
全体の損失率 :-6%~最大-7%(開始残高のパーセンテージ)
取引日数条件 :最低3日間、最大365日
レバレッジ :30倍
合格後の分配率 :70%~最大90%
こちらはFintokei(フィントケイ)には無い「1ステップ」プランで、利益目標12%をクリアすればプロ合格というものです。
利益目標額は2ステージプランの合計と同じですが、全体の損失率基準が厳しくなります。
(1stepプランならFundedNextの方が条件が緩いです。。)
③1ステージプラン(トレーリング)※オススメ

利益目標 :12%
1日の最大損失率 :-3%~最大-5%
全体の損失率 :-12%~最大-13%(ハイウォーターマーク)
取引日数条件 :最低3日間、最大365日
レバレッジ :30倍
合格後の分配率 :70%~最大90%
スタティックプランとの違いは全体の損失率です。
有効証拠金(含み益込み)の過去最大値を基準に全体の損失率のバーが上がっていく仕組みです。
合格後は、出金するたびにトレーリングドローダウンがリセットされます。
ハイウォーターマークは出金額を差し引いて調整されるので、ペイアウトが損失と見なされないようになっています。
3つのモード
PipFarm(ピップファーム)の各プランには、3つのユニークな(ややこしい)モードがあります。
・エンデュランスモード (Endurance Mode)
・コンシステンシーモード (Consistency Mode)
・クラシックモード (Classic Mode)
各モードの最大の違いは合格および出金条件です。
・エンデュランスモード:0.5%以上の利益獲得日
・コンシステンシーモード:一貫性スコア
・クラシックモード:取引日数
その他、最低出金額やスケーリング条件も異なります。
プラン価格は合格の難易度に比例して
クラシックモード>エンデュランスモード>コンシステンシーモード
の順に安くなります。
※詳細はFAQをご確認ください。
Enduranceモード
Enduranceモードは、持続可能なスケーリングの機会を求めるトレーダー向けに設計されています。
チャレンジをクリアし、出金リクエストを行うために利益日数を満たす必要があります。
利益日数とは、残高が初期残高の少なくとも0.5%増加した取引日を指します。
・5K/10K/20Kプラン : 2日 x 0.5%
・50K/100K/200K/300Kプラン : 3日 x 0.5%
Consistencyモード
Consistency モードは、バランスが取れた一貫性のあるトレードパフォーマンスを目指すトレーダー向けに設計されています。
利益目標に加えて、一貫性スコアの条件を満たすことでチャレンジをクリアしたり、支払いリクエストを行うことができます。
一貫性スコア = 最も利益が出た1日の利益 ÷ 総利益 × 100 (%)
・5K/10K/20K/50Kプラン : ≤50%
・100Kプラン : ≤40%
・200Kプラン : ≤30%
・300Kプラン : ≤20%
Classicモード
Classicモードは、シンプルさと柔軟性を求めるトレーダー向けに設計されています。
利益目標に加えて、最低取引日数という簡単な条件を満たせば、チャレンジ合格や出金リクエストが可能です。
取引日数とは、アカウント内で少なくとも1件の取引が終了した日を指します。
新しい取引日は毎日GMTで22:00(標準時間)または21:00(米国夏時間)に開始されます。
・5K/10K/20Kプラン : 2日
・50K/100Kプラン : 3日
・200Kプラン : 4日
・300Kプラン : 5日
3つのモードまとめ
PipFarmの3つのモード、少しややこしい仕組みですが、取引スタイルによってお好みのモードを選んでください。
コツコツ派ならConsistencyモード、短期決戦派ならClassicモードがオススメです!
PipFarmの主な取引ルール
・ニュース取引
可能(両建てはNG)
・週末持越し
可能
・コピー取引
自分口座であれば他の口座のコピー取引可能
・cTraderボット
可能
基本的なルールはFintokei(フィントケイ)とほぼ同じで、他のプロップ業者よりも緩めです。
詳細は必ずFAQを確認してください。
Fintokei(フィントケイ)との比較
①メリット
・取引コスト(手数料&スプレッド)がやや安い
・仮想通貨も取引可能
・利益目標が低い
・Kill Switch(キルスイッチ)がある
・ポイントプログラムがある
取引手数料は6$でスプレッドはやや狭め&約定も早いです。
仮想通貨の取り扱いがあることも嬉しいポイント。
他のファームではあまり無い特徴としてKill Switch(キルスイッチ)という機能があります。
キルスイッチは、エクイティが指定されたレベルに達したときに、取引口座のすべてのポジションを自動的にクローズする機能です。
この機能は、ストップロスとテイクプロフィットで構成されています。
ストップロスはあなたの毎日の損失を打つのを防ぐことができ、テイクプロフィットはあなたのエクイティが利益目標を超えたときに通過を確実にすることができます。
キルスイッチは非常に正確ですが、スリッページや遅延に備えて小さなバッファを用意することをお勧めします。
ダッシュボードにて指定した残高に到達したら自動的に決済してくれる機能で、1日の最大損失率違反での失格を防いだり、利益目標にタッチしたのに決済しそこねるというミスを防ぐことができます。
cTrader上でポジションごとにSL・TP設定することに加え、キルスイッチを毎日設定しておくことで余計なリスクを軽減できます。
※キルスイッチ発動のタイムラグやスリッページがあるので、多少余裕を持った設定をしてください!
②デメリット
・現時点では日本語対応していない
・プラットフォームがcTraderのみ
・利益分配率が低い
英語があまり得意ではない方には最大のハードルかもしれませんが、PipFarmは現時点では日本語対応していません。
Google翻訳やDeepLを使えば何とかなるレベルの英語ですが、英語は全くわからないという方にはオススメできません。
取引プラットフォームはcTraderのみで、MT4/MT5ではトレードできないことも慣れていない方にはネックです。
XPプログラム
PipFarmにはThe Experience Pips (XP) プログラムというポイント制度があります。
チャレンジ購入、合格、出金などの条件をクリアするとポイントが貯まり、取引手数料の割引、利益分配率・最大損失率の改善、支払いサイクルの短縮、初期資本金額の増額、チャレンジ料の割引などの優遇が得られます。






ポイントを貯めるのが大変なのですが、PipFarmでチャレンジを続ければ続けるほど魅力的な優遇がもらえるので、ヘビーユーザーには嬉しい仕組みです。
一度しか獲得できませんが、「3日連続+0.5%以上の利益を出す」などのクエストをクリアすればランク1までは到達できそうですね。

まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます✨
PipFarmはどう思いましたか?
取引プラットフォームがcTraderしか使えないのは少し残念ですが、取引条件・コストは良好ですし、サポートも充実している印象です。
また、キルスイッチのおかげで日次損失でのヒートアップ失格しにくいのがとてもありがたい!
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最後になりますが、チャレンジはくれぐれも自己責任でお願いします🙇

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